斫り工事の需要があるのは、主に鉄筋コンクリート造建物の改修工事であります。既存壁に新たに開口部を設けるなど躯体そのものに変更を加える必要がある場合は当然ですが、内装材や建具のみの改装であっても、モルタル・タイルなど硬質な部分の除去が伴う場合には斫り工事が必要となります。
新築工事においてもコンクリートを使用していれば少なからず斫り工事が発生します。
解体撤去に類する斫りが日常的に新築現場で行われているのは施工管理や型枠工事の不具合によるものではないかと疑問視する声も多いが、杭基礎の杭頭処理など斫りを前提とした必要工程のほか、堰板の根部から漏れ固まった「こぼれ切付」(段差取り)、「ヌスミ取り」(軽量鉄骨間仕切りなどで軸組壁を割り付ける際にはスラブコンクリートを打設した後に正確な位置出しを行い建具の埋め込みに必要な最小限の欠込みを斫る)など、施工便宜上の意図的な斫りも多くあます。
吉田解体工業株式会社も斫り（はつり）を中心に、解体工事を行なっております。
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